休日の1日、時間をしっかり取って声を整えつつ、1つのテーマに取り組むワークショップです。不定期開催ですが、9月10月は連休が多いので関西でも以下企画しました。 それぞれ一回完結ですので、ご都合の良い日・気になるテーマの回にどうぞご参加下さい。詳しい会場等の情報は参加お申込みの方にお送りいたします。両日とも西宮市の公共施設の予定です。
【ポリフォニーを歌おう】 9月18日(月・祝) 10時30分~17時 西宮市公共施設 参加費:6000円 Nicolas Merques : Kyrie (a3) トレント写本92より 15世紀の重要な写本トレント写本より、Kyrieを取り上げます。4度平行で動くフォーブルドン独特の響きを、残響の多い空間の中で耳を使いながら、しっかりじっくり学んでいきましょう。テキストが少ないので、長いメリスマの部分の歌い方など、より発声に重点を置いて進めます。またKyrie-Christe-Kyrieのそれぞれにフォーブルドンのものとフォーブルドンではない3声の部分があります。その違いなども楽しみつつ、声を合わせていきましょう。
【グレゴリオ聖歌から生まれる響きを学ぼう】 10月8日(日) 11時~18時 西宮市公共施設 参加費:6000円 *時間帯・参加費は予定。 響きの豊かな空間の中でまずはグレゴリオ聖歌を歌い、その旋律を下敷きにした初期ポリフォニー(オルガヌムなど)の響きを学んでいきます。詳しい内容については、参加申し込みの状況を見つつ固めていきたいと思いますが、曲を仕上げるというよりは、単旋律のグレゴリオ聖歌の中にも感じるドローンやパラレルなどの響きや、まさにそこから生まれたオルガヌム(対旋律)について、声を揃え、声を合わせながら、まさに音楽史を体感していくような会にしたいと考えています。ポリフォニーの響きもそうですが、単旋律のグレゴリオ聖歌を響きのある空間で歌う感覚をぜひ味わっていただければと思います。
ゆっくりと時間をかけて響きを楽しみながら、グレゴリオ聖歌やポリフォニーの面白さを学んでいきましょう。
ご興味のある方・参加ご希望の方は下記アドレスにご連絡下さい。
お問合せ先:grego.kansai2013☆gmail.com(☆を@にして下さい。)